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一気に落語ネタ




録画してあった落語関連の番組を一気に観る。

「繁昌亭 in ニューヨーク 〜上方落語ブロードウェイ公演〜」は、桂かい枝がアメリカ各地33箇所を家族とキャンプカーで横断した、アメリカ大陸落語武者修行のドキュメント。ブロードウェイ公演を目指し、英語落語を各地でやり続ける。アメリカ人用なので英語力の関係もあるだろが、ほとんどが単純なネタだったが、ここぞという場で、かい枝がアメリカ人にどんどん仕掛けていく姿がおもしろかった。

「小米朝から米團治へ 〜五代目桂米團治襲名披露〜」は、2008年10月4日京都南座で行われた五代目桂米團治 襲名披露公演初日の模様。米團治には悪いが一番の見所は口上で、司会の桂南光以下、三代目桂米朝、柳家花禄、三代目桂春團治、二代目桂ざこば、桂文珍、九代目林家正蔵、三代目三遊亭圓歌と、早々たるメンバーでおこなわれたが、さすが桂一門、一筋縄ではいかない。

米朝は、自ら師匠四代目米團治の思い出を、噺はうまいが陰気な人で、お通夜の晩にはぴったりの人とか、そんな事ばかり思い出すと、途中で南光にもう結構です。と話を切られ、花禄は小さん話をまじえ二番手として最高の出来でつなげたが、春團治が、米團治(小米朝時)に稽古したことをすっかり忘れていて、また緊張感が緩む。ざこばはいつものまんま。文珍は米團治に襲名「おめでとうございます」といったところ、米團治に「ありがとうございます」ではなく「おめでとうございます」と返された逸話を披露した、正蔵は少し泣きが入ったそろそろ終わりに近づいた口上にあった演出で悪くはなかったが、すかさず司会の桂南光にありきたりの口上だとつっこまれていた。このへんはさすが関西だ。しめは圓歌がビシッとしめた。とかく形式ばっておもしろみがなくなってしまう襲名披露口上だが、さすがの桂一門!この日の口上を生で観た人がうらやましい。

最後の米團治の初演目は、情熱大陸の時にいっていた、最後まで悩んで選んだ父であり師匠である米朝の代表作「百年目」を演じた。

「平成20年度NHK新人演芸大賞 落語部門」は毎年行われている演芸大賞。出場資格は、プロの噺家の二ツ目で、上方には制度がないため入門して4年〜16年が対象。出場者は、桂まん我「野ざらし」 古今亭菊六「やかん」三遊亭王楽「鼓ヶ滝」笑福亭喬若「青菜」立川志らら「壺算」の5人。

トップは喬若の「青菜」で、どうしてもトップが基準となってしまうので喬若には分が悪い。まん我は上方だがあえて江戸落語の「野ざらし」を選択し、志らくの弟子志ららは立川流らしい「壺算」で、おそらく大賞は狙っていなかっただろう。個人的には、古今亭スタイルが心地よかった菊六の「やかん」だったが、大賞は鼓ケ滝をやった三遊亭王楽。鼓ケ滝は、西行が歌の修行中、鼓ケ滝のほとりで、歌を詠んで一休みしようとしたら、そのまま寝てしまい気がつけばあたりは真っ暗、急いで宿に戻ろうとするが、どんどんどん山の中へいってしまい一向に帰れない、そんな時に一軒の家を発見し、一夜の宿をお願いする。食事をご馳走になり、そのお礼に先ほど詠んだ自信の歌を披露するが、爺、婆、娘にことごとく手直しされ、最後にはほとんど直されてしまうが、そのおかげで歌が生まれ変わったと、修行中の西行は感激し感謝する。ふと気付くと宿は幻で元の鼓ケ滝に戻っていた。という噺。鼓ケ滝は、有馬温泉にある実在の滝。一度は行ってみたい。

王楽は、三遊亭好楽の息子だが、円楽に入門し27番目の弟子。親子で師匠が同じというのもめずらしい。ボッチャンファイブの一員で来年真打に昇進する。

日本の話芸の笑福亭仁鶴/祟徳院がかなりうけていてちょっとビックリした。日頃聞いている昔の噺も漫才並みにばんばんうけていて、別につまらないとかじゃないんだけど、客の異常なテンションに当時の仁鶴人気のすごさがわかる。笑福亭仁鶴 DVDBOXなんてブツが出ているが高すぎて手が出ない。

「桂歌丸/質屋庫」はまくらで、もう何十年もいい続けている「私の思い出は10年前まで毛があった」をやっていたが、10年前にはもう無かっただろうと。あと「楽太郎が大嫌い」ネタもやっていて、これがまたうけるというのも複雑だが、これらはわざと変えないんだろうか?あいかわらず恐ろしく滑舌がよく、「質屋庫」はさほど好きな噺ではないが、聞きほれてしまう。歌丸好きなんだよね〜外見はミイラみたいだけど。

DVDで、立川談志 立川談春 親子会 in 歌舞伎座 伝承というドキュメンタリーが出る。たっぷり4時間。これもブームのおかげか?

関西在住のある方のブログで、特選!!米朝落語全集と桂枝雀 落語大全が近所のビデオ屋に置いてあるという。うらやましい、めちゃくちゃうらやましい。CD音源はすべて図書館で借りることができたが、やはり映像も観てみたい。

全国で唯一の「笑い」の資料館ワッハ上方の演芸ライブラリー(無料!)で、吉朝の「地獄八景亡者戯」が観れるはず。いいなぁ〜

何か忘れてるなぁ〜と思っていたが、歓喜の歌をまだ観ていなかった!TVでどうでしょう班ヴァージョンを観たので映画版をすっかり忘れていた。そういえばミスターってどこに出ていたんだろう?確認するのを忘れた。





2008⁄11⁄25  カテゴリー:その他 comment(0) trackback(0)
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